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年の瀬に 2018


今年もあと残り数日となりました。あと数回眠るだけで新しい1年、2019年が始まります!年の瀬は何かと忙しいものですが、そんな中でほんのわずかでも1年を振り返る時間を持ち、心のセルフケアの時間を作るようにしています。

あっという間に過ぎたように感じていても、色んなことがあった1年。1月から今日までを振り返ったとき、自分に起きた出来事を一番よく知っているのは自分自身です。今年という1年に潔く「完了」のスタンプを押して、新しい年をフレッシュな気持ちで迎えるために、ノートとペン用意して、そして自分のため淹れた美味しいお茶をお供に、1年の振り返りをしてみます。

色んな方法がありますが、今日は振り返り方法の一例を書き出してみます。

①まず今年のカレンダーを1月から月ごとに見直して、どんなことが起きたかを振り返ります。

②訪ねた場所、出会った人々、家族や友人と過ごした時間、新しくチャレンジしたことなど、前向きな視点から振り返ります。

③次に、年の初めに誓った抱負や掲げた目標を読み返してみます。ノートに書き出しているものを読み返したり、イメージを集めたビジョンボード(私はピンタレストなどでイメージを集めてデジタルのビジョンボードを作っています)を振り返ります。驚くほどピンポイントで達成できた抱負・目標もあれば、取り組んではみたけど、なんだかのれなくて途中でやめてしまったことや、中には抱負として掲げていたにも関わらず、今日の今日まで全く忘れていたものもあって、不思議な気持ちになることもしばしば。

④達成できた抱負や目標をチェックした後は、そうじゃなかったことについて振り返ってみます。ここでのポイントは「ダメ出し反省会」ではなく、「どうして達成に至らなかったのだろう?」という視点で思いを巡らすことでず。もしかすると、もともと本気で取り組みたいことではなかったのではないでしょうか?

「自分が本当にやりたいこと」と「なんとなく周りや何かの影響でこうなればいいと思っていたこと」の違いを知るいいきっかけになることもあるので、ここはじっくりと考えてみるといいかもしれません。そして、来年の抱負や目標をどんな風にしたいかの材料にします。

⑤最後は、「今年1年の中で感謝の気持ちを送りたいこと」をリストアップしてみます。小さなことから大きなことまで、感謝している人々や、感謝できる自分の状態・環境、思い出すと感謝の気持ちが湧き上がってくる出来事などをつらつらと書き綴ります。たとえどんなに大変だった1年だとしても、小さくても心が温まるような出来事や出会い、そして何か不思議なチカラに見守られているように感じた経験が必ずあったはずです。それらのことを思い出して感謝の気持ちを込めることで、前向きな気持ちで年の瀬を過ごし、新しい年を迎える準備を整えることができます。

こんな感じで、一人になれる時間があれば、誰にでもできる1年の振り返りです。ライフコーチング を受けてくださっている方には、もっと細かくコーチング的な振り返りをするためのワークシートを用意して、じっくりと取り組んでいただいています。目標を掲げてそれに向かってゆくことも大事ですが、定期的に自分の歩んできた道を振り返ってみることは、心を整えて、栄養を与えて、そして再び歩き出すためにとても大切な儀式でもあります。

そしてこれは余談ですが、今年を終える前に、手放したいこと、葬りたい痛みや傷があれば、それも書き出してみるのもおすすめです。そして、自分への慈悲の気持ちを込めて、そのページはノートから切り離してなんらかの形で「葬る儀式」を行います。水に溶ける紙に書き写して海や川に流してしまう方法や(環境保護にご配慮ください)、燃やしてしまう方法(火を使う際には安全面管理を忘れずに)、または大晦日に神社などに行く習慣がある人は、今年活躍してくれたお守りと一緒にお焚き上げに納めるなど(お焚き上げではきちんとお礼金を納めましょう)さまざまな方法があるかと思います。大事なのは、自分の心にケジメつけるために行うこと。きちんと時間をとって、心から「さようなら」そして「学びにありがとう」をいう気持ちで、葬りの儀式を行ってくださいね。

では最後に、今年もHypnotic Lifeをご訪問くださり、ありがとうございました。皆様が心地いい良い年越しを迎えられることを心よりお祈りいたしております。また来年もよろしくお願いいたします!

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